「ダンケルク」(2017年・アメリカ、イギリス)
第二次世界大戦下、フランス・ダンケルク海岸で行われた連合軍による史上最大の撤退作戦が描かれる。
前宣伝でも見たような気がするけれど、陸で海で空で、それぞれに生死の境目を体験する。リアルに。壮絶に。頭がおかしくなりそう。
撤退作戦なので生き残ることが戦いなわけで、とにかく逃げる。
主人公は誰なのか、どこに感情移入するのかとかもう考える間もなく。
たぶん、観ている間、主人公は「私」
生死が掛かれば醜い部分もより大きくなるので、何度も撃ち抜かれる。身体だけでは無く心を。
けれども、救いをくれるのもまた人間だからなの。
あらすじ : 1940年、フランス・ダンケルクでナチスドイツ軍に追いつめられた英仏連合軍・40万の兵士。生き延びて国に帰るために必死に逃げる彼らと、民間船を総動員した史上最大の撤退作戦が描かれる。 監督:クリストファー・ノーラン キャスト: フィン・ホワイトヘッド、ダミエン・ボナール、アノイリン・バーナード